【2016/02/17】「あにまる365-人と動物の架け橋―」さんへ訪問

2016年2月17日(水)。

河井代表と共に、「あにまる365-人と動物の架け橋―」さんの取材にでかけました。

代表である吉岡智子さんのお宅での取材でした。

出迎えてくれたのは、数匹のにゃんこ達。

ま、ま、想像どおりかな?

ん????

家の中に入ると、上からの視線を感じる・・・

タンスの上、ケージの上・・

お目目がどのくらいあったろう?

タンスの上に5・6匹・・・ケージの上に・・数匹

合計でざっと30~40匹。

見たことのないぐらいの数、いろんな模様の猫たちに圧倒された私たち。


中には、吉岡さんの家猫が数匹&ワンコ1頭(シーズー)もいました。

全て保護猫&保護犬です。


その環境に驚きながらも、色々と質問する我々に、吉岡代表は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。下記、ご紹介します。


1、 いつからボランティア活動をしようと思ったのですか?

(吉岡代表)5年くらい前に、友人がボランティア活動しているのを見て、自分何か役に立てればと、寄付をすることから始まりました。


2、 救済ボランティア活動を始めたきっかけは?

(吉岡代表)認定NPO法人えひめいぬねこの会さんと出会い、一生懸命活動されてる方々をみて、自分も一緒に活動したいと思ったからです。

そして、4年前くらいに、「殺処分」というものがあることを知り、驚きと悲しみの中、役に立ちたい一心で、救済ポスター貼りなど仕事以外の時間はすべてボランティアに充てました。


3、 いつ?そして、なぜ?「あにまる365」を立ち上げたのですか?

(吉岡代表)2014年10月に立ち上げました。現在、会員は10名です。緊急時やイベントのお手伝いをしてくださるボランティアの方は数名いらっしゃいます。

なぜ立ち上げたかというと…

自分はとにかく一匹でも多く救いたい。飼えなくなった犬や猫の情報が入るといてもたってもいられない。そういう気持ちがどんどん強くなったので立ち上げを決意しました。




独身である彼女に、結婚相手は猫だね?なんて意地悪ともとれる質問に対して、明るくさっぱりとした笑い声をあげながら、「すべて許してくれる人なら、年齢は問いません」と。

現在、この活動のために定時の仕事を辞め、夜間の仕事に転職し、終日犬猫の救済に奔走する吉岡代表です。


それから愛媛県動物愛護センターや、松山市保健所との連携状況なども話してくださいました。
驚くこと、ため息が出ることばかり…やはり、現実は厳しいです。


吉岡代表は、大切な「命」を守るために自分の事は後回し。

保護猫たちの避妊・去勢手術も自費ですることしばしばなんだとか。


…とにかく全てに圧倒された私たち。


そんな取材中にも、家猫、保護猫が間に入ってきては、すり寄ってアピール(笑)

吉岡さんの好みでしょうか、家猫はすべて白と茶の混じった子ばかりでした。


中でも「部長」↑と呼ばれてる猫は丸い顔と悠然とした身のこなしで、一気に私たちはファンになってしまいました!!


写真左上部に控えめに映っている子が、プリンちゃん。この子は「クシュン!クシュン!」と私たちのところに来ては鼻水を飛ばしてくれ、終始笑いの中での取材となりました。


私たちが一番印象に残ったのは、吉岡代表が飼っている猫も、保護して里親を探している猫もみんな穏やかな顔をしていたということ。


温かい心で接しておられることが伝わってきた。すごい。


一言でボランティア、レスキュー、と言ってもなかなかできるものではないのです。

各団体様の優劣はつけられないし、つけるものでもありません。

それぞれが、それぞれに素晴らしい心意気で活動なさっています。

まだまだ不勉強な私たちですが、自分たちがやろうとしている事をブレずに続けていこうと決意を新たにできた日でした。


睡眠時間も少ない中、貴重なお時間を取材に協力してくださった「あにまる365」代表吉岡智子さん、大変にありがとうございました。

これからも、どうか頑張ってください。



【追記】

現在、何を支援してほしいですか?との問いに、

何でも購入できる支援金が助かりますが、物資としては「猫砂」、「フード」、「雑巾」が必要とのこと。


詳しくは、あにまる365さんのHPをご覧ください<m(__)m>


(大石玲子)