【SMILEコラムVol.01】ピースちゃんのこと
いつも私がお世話になっているマッサージのお店、アプサーラさんの看板犬、ピースちゃん。
まだ数回しか会っていない私にも全力で迎えてくれるのがたまらなく嬉しい!
ピースは現在11歳。
決して若くはないけれど毛艶も良くて元気いっぱいのワンちゃんですが、彼女の口は少しクロスしていて舌も出たまま、閉じる事はできません。
11年前、イヌネコのボランティアをされているこちらの衛藤先生は多頭飼育崩壊現場でピースと出会います。
たまたま連れて行かれていたお子さんが小さな棚の隙間から顔が歪んだピースを見つけられたそうです。
虐待をうけていたのか、小さな顎は砕け、クロスした状態で、もちろん自力で食べ物は食べれなかったそうです。
流動食を口に流し込み、なんとか命を繋いだものの、病院の先生からも無理だと告げられたそうです。
預かりのボランティアもされていたのでピース以外のワンちゃんには声がかかるものの、自力で食べ物を食べれないピースには声はかかる事はありませんでした。
衛藤先生はピースを育てる覚悟をされ、付きっ切りで世話をされ、カイロプラクティックの先生をされていたご長男が犬にもなんとか施せないか…と研究され、その甲斐あってピースの大きくクロスしていた顎が少しずつ改善、なんと無理であろうと言われていた自力での食事ができるようになりました。
顔が歪んだ小さな仔犬は先生とご家族の愛情をたくさんもらい、こんな明るい表情のワンコになりました!
現在11歳のピース。決してもう若いとは言えない年齢には間違いありませんが、まだまだ元気いっぱい!
毎日、たくさんのお客様を笑顔でお迎えしてくれる看板犬、ピース。
また会いにくるよ(^^)!
(かわい こずえ)
【アプサーラ 衛藤先生のコメント】
多くの方がピースの命を通して虐待され奪われてる小さな命があるという現実に目をむけていただければボランティア活動している私達は嬉しいです。
今後も、殺処分ゼロに向けての動物愛護活動や、それに従事されている方のエピソードなど、このコラムで紹介させていただきます!
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